2009年01月22日
なぜ地元タレントが育たないのか?その1
今も地元タレントとして活動されている方達が何人かはいます。
が、プロとして生活出来ている人は、ごくわずかでしょう。
なぜ地元タレントが育たないのでしょう?
現状の問題点はいくつもあると思いますが、そのひとつは「活躍の場がない」ということです。
場として考えられるのは
「各種イベント」「テレビ・ラジオ番組」「テレビ・ラジオCM」「雑誌」ぐらいでしょうか?
これらが年間どのくらいあるか?
「イベント」は、実は毎週末行われる商業施設の定期イベントや、地域の夏祭りなども数えるとかなりの数があるんです。
「テレビ・ラジオ番組」は、ラジオの方はまだ自社制作番組が少なからずありますが、テレビの方は誰もが思いつく数本の番組しかありません。
「テレビ・ラジオCM」は、減る一方です。今後増える事は望めません。
「雑誌」は、結構な数ありますが、素人モデルが表紙を飾るか、福岡のプロを起用するかで、地元タレントの活躍の場とはなりえていません。
一番の問題は「地元テレビ局」にあると自分は考えます。
ローカルテレビ局はどこも同じですが、これまで系列キー局の番組をそのまま垂れ流すだけで、さもそれらが自社の番組であるかのような顔で商売をしてきました。
結果、自社制作の番組は「地元情報番組」のみで、新しい番組を作ろうと言う気概も技術も持たず、人材も育たずに来てしまいました。
テレビ局の現場がそんな状態ですから、地元タレントが活躍する場が地元テレビ局にないのも当然です。
しかもほとんどの世帯にケーブルテレビが普及し、福岡のテレビ局を通じて、東京キー局の番組がそのまま見れるようになってきた今、地元局を見ている視聴者がどのくらいいるのか?ちゃんと調べてみたら恐ろしいことになっているでしょう。
CMに関しては、言わずもがなです。
地元局を地元の人が見ていないのですから、CM効果などなくなって当たり前です。
賢いクライアントはそのことに気付いているはずです。
更に追い打ちを掛けるように、インターネットの視聴時間がテレビの視聴時間を上回ったというデータもあります。
テレビ離れが確実に浸透しているんです。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、地元タレントが育たない理由のひとつに、中央では最もタレントの露出機会が多いはずのテレビの世界が、地方ではないに等しいことが挙げられると思います。
〜その2につづく〜
が、プロとして生活出来ている人は、ごくわずかでしょう。
なぜ地元タレントが育たないのでしょう?
現状の問題点はいくつもあると思いますが、そのひとつは「活躍の場がない」ということです。
場として考えられるのは
「各種イベント」「テレビ・ラジオ番組」「テレビ・ラジオCM」「雑誌」ぐらいでしょうか?
これらが年間どのくらいあるか?
「イベント」は、実は毎週末行われる商業施設の定期イベントや、地域の夏祭りなども数えるとかなりの数があるんです。
「テレビ・ラジオ番組」は、ラジオの方はまだ自社制作番組が少なからずありますが、テレビの方は誰もが思いつく数本の番組しかありません。
「テレビ・ラジオCM」は、減る一方です。今後増える事は望めません。
「雑誌」は、結構な数ありますが、素人モデルが表紙を飾るか、福岡のプロを起用するかで、地元タレントの活躍の場とはなりえていません。
一番の問題は「地元テレビ局」にあると自分は考えます。
ローカルテレビ局はどこも同じですが、これまで系列キー局の番組をそのまま垂れ流すだけで、さもそれらが自社の番組であるかのような顔で商売をしてきました。
結果、自社制作の番組は「地元情報番組」のみで、新しい番組を作ろうと言う気概も技術も持たず、人材も育たずに来てしまいました。
テレビ局の現場がそんな状態ですから、地元タレントが活躍する場が地元テレビ局にないのも当然です。
しかもほとんどの世帯にケーブルテレビが普及し、福岡のテレビ局を通じて、東京キー局の番組がそのまま見れるようになってきた今、地元局を見ている視聴者がどのくらいいるのか?ちゃんと調べてみたら恐ろしいことになっているでしょう。
CMに関しては、言わずもがなです。
地元局を地元の人が見ていないのですから、CM効果などなくなって当たり前です。
賢いクライアントはそのことに気付いているはずです。
更に追い打ちを掛けるように、インターネットの視聴時間がテレビの視聴時間を上回ったというデータもあります。
テレビ離れが確実に浸透しているんです。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、地元タレントが育たない理由のひとつに、中央では最もタレントの露出機会が多いはずのテレビの世界が、地方ではないに等しいことが挙げられると思います。
〜その2につづく〜
Posted by Toshizo at 12:08│Comments(0)
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